ウッドカッターズ2005トルブレック

 久しぶりに10年ものを開けた。ちょっと苦手だったシラー系のオーストラリアコンク系wineであるウッドカッターズ2005。このころは、毎年パーカーポイントが90~91だっとと記憶している。

 しっかりとした黒紫でエッジからはしっかりした涙が流れ落ち、全然へたりは外見からは感じられない。単純に家の押し入れで10年程度保管していたのだが、まだまだ大丈夫な様子。チョコレート、ブラックペッパーとブラックベリーが感じられ時間が経つと酸の風味が漂ってきた。

 飲んでみると、若い時に顕著な濃厚なぶどうジュース感は感じされず調和された適度な酸味が残り、飲みやすくなっている。舌にころがすとだしの旨味も感じられる。ただ、タンニンはまだまだ元気で、最初からしっかりと登場してくる。それではジューシさは顕著でありトマトソース系で味付けしたものが合いそうだが、塩コショウ系オンリーで肉の味を強調した料理にはちょっと厳しい感じである。